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トリビアの泉などのテレビ番組で紹介され、NASAや各国の研究機関も注目する凄い生き物
クマムシ。でもまだまだ知らない人が多いかな。
クマムシってどんな生き物か、少しだけお話します。
どんな生き物?
見た目は、ずんぐりむっくり、
クマみたい。爪があってのそのそと歩く。でも体調0.05mm〜1.7mmの凄く小さな生き物。顕微鏡を使わないと多分見つけられない大きさ。でも彼らはみんなの近くに住んでいる。ふと地面に目をやって、
コンクリートや
石の間に
コケがあるのを見たことがあると思う。そこに彼らは住んでいます。彼らはそんな
コケの中、世界中いろんな所にいるのです。
何が凄いの?
生き物にとって一番大切な物は、そう、
水。
水が無いと生き物は生きていけなくなります。そんな時クマムシはトレハロースっていう糖の一種を使って
「Tun」って呼ばれる樽みたいな形に姿を変えます。体の
水分が
殆ど無くなってもこの状態でじっと耐え抜ける。でも、凄いのはそれだけじゃない。
「Tun」になった彼らは、強い
紫外線も
温度も
圧力も大丈夫。そして例え
空気が無くたって耐え抜き通す、まさに
パーフェクトボディ!そして自分の回りの環境が良くなったらまた元の姿に戻って何事もなかったかの様に生活を始めるのです。
それでなんの役に立つの?
まさか、私たちも
「Tun」になれたらいいという訳ではありません。でももし、
「Tun」の凄い能力を他で使えたら、きっと今までの不可能を可能にすることが出来るはず。例えば
「Tun」が持つ完ぺきな
UVカットを化粧品に活かすことが出来たら、
耐圧性構造を潜水艦に活かせたら、
耐乾能力を移植臓器保存に活かせたら・・・。色んな夢を膨らませることが出来ます。
更に詳しい事は、
クマムシゲノムプロジェクトのサイトで知る事が出来ます。
このサイトはクマムシの情報を総合的に扱っていて、クマムシなら何でも来いって感じです。
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クマムシ?! 小さな怪物」が
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